【月食撮影】2021年11月19日の部分月食を撮影しました。

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2021年11月19日、部分月食が起こりました。
今回の月食は「たいへん深い」部分月食といわれていて、ほぼ皆既月食のような部分月食を見ることができました。

実際の写真とともに、この様子を残しておきたいと思います。

目次

今回の月食について

引用:国立天文台

ここでは月食のメカニズムなどについての説明は省略しますが、月食は月が地球の影に入ることで欠けて見える現象です。
時間が経つにつれて満月が徐々に欠けていき、赤黒く見えるようになるのが特徴です。

今回は月の出の前から月食が始まっているため、月が昇り始める段階からスタンバイしました。

撮影機材

撮影機材については以下の組み合わせで行いました。

カメラ:Canon EOS6DmarkⅡ
望遠鏡:Vixen ED80SF
三脚:Vixen SXG-HAL130

撮影開始〜曇り空

天気は、あいにくの曇り空。
すでに月食は始まっているものの、雲がかかってしまい様子はよく見えません。

しかし月食が始まっているからか、ほんのり赤っぽくも見えるような…?

ようやく見えた

1/2s ISO2500

月が昇って1時間ほど経った17時40分、ようやく雲が晴れて月食の月を捉えることができました。
もうここまで欠けが進んでおり、右下部分のみが光り輝いているという状態です。

写真ではかなり赤っぽく写りましたが、実際に自分の目で見た月はほんのり赤黒かったです。

食の最大

その後も雲がかかったり晴れたりを繰り返し、18時2分に食の最大を迎えました。
こちらはその時間に撮影したものですが、雲がかかってしまい右下の明るい部分だけぼんやり見えている状態に。

最大に欠けた状態の月をカメラに納めたかった…
ちなみにピーク時を肉眼で見た時は、下部のほんの一部だけが白く見えるという今までにない月を見ることができました。

月が元の形に戻る様子

その後は雲が無くなったため、月の変化の様子をがっつり撮ることができました。
徐々に元の形へと戻っていくのですが、こうして見てみると結構早く元の形に戻ろうとしているのが分かりますね。

写真は望遠鏡で撮ったものですが、実際に肉眼で月を見ても欠けは確認できます。
ちなみに肉眼で見た時の色は、言われないとわからない程度の赤っぽさがある黒色というイメージです。

月食終了


月食終了が近づくと、欠けている部分が徐々に小さくなり明るい面積の方が多くなります。

月食終了4分前。こちらがこの日撮った最後の写真になりました。

ちなみに望遠鏡を使うと、月食が終わった後も端が暗く見えます。
次回月食があったときは、終わった後も月を眺めてみてください。

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この記事を書いた人

心地いい部屋を作ることが趣味なアラサー男子。ファッションやカメラ、ウルトラマンなどが好きです。

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