先日、金沢へ一泊二日の旅行に行ってきました。
夏は金沢観光に向いていない
まず最初に水を差すようで申し訳ないのですが、夏に金沢を訪れるのはあまりオススメしません。
というのも、金沢は兼六園やひがし茶屋街など、屋外観光が多い地域。
猛暑日だと歩くだけでかなり体力を消耗してしまうため、観光が大変になります。
秋でも暑さに注意
今回訪れたのは9月11日~12日の二日間。
この時期の金沢は珍しく猛暑が続いており、二日間とも最高気温31度のカンカン照りとなっていました。
当初は外を巡るルートを多く考えていたのですが、あまりの暑さに圧倒されてしまいプランの変更を余儀なくされてしまいました。
猛暑日は車移動と室内観光を
そこで今回は車移動を多用し、外移動は比較的最小限に留めて室内観光を多めに取り入れることにしました。
兼六園を歩くのは遅めの時間帯にして、美術館やカフェの時間が多め。
暑さによる体力の消耗を抑えた観光となります。
車についてはタクシーとバスの組み合わせや、レンタカーやカーシェアを使うなど、自分にあったレンタル法を見つけてみてください。
また室内が多いとはいえ、水分と塩分は絶対に摂りましょう。
僕は塩分補給が疎かになっていたためか、初日ホテルに戻った後はフラフラで立てなくなってしまいました…
北陸は涼しいイメージがありますが、水と塩分だけは絶対に忘れないようにしてください。
今回の観光ルートまとめ
まず最初に今回の観光ルートをまとめておくと、以下の通りになります。
1日目
まいもん寿司→県立美術館→兼六園→金沢城公園
2日目
新県立図書館→21世紀美術館→鈴木大拙館
どちらも稼働時間は11時~18時頃まで。
昼から稼働し、暗くなる前には帰宅するというゆったりめの巡り方。
1日目
ここからは僕が実際に訪れたルートを紹介。
僕は関東地方に住んでいるため、今回は東京駅から北陸新幹線を使って金沢に向かいます。
時間帯なども記載しているため、金沢旅行の参考にしてみてください。
9時頃 東京駅
朝8時頃、東京駅到着。
北陸新幹線はくたか号に乗って、金沢に向かいます。
乗車時間は2時間半。
はくたか内には車両販売が無いため、食べ物などは事前に購入しておくことをオススメします。
北陸新幹線の車内はとても綺麗で清潔。
Wi-Fiは電波弱めです。
10時半頃 金沢到着
長い時間揺られ、ようやく到着。
金沢駅を象徴する鼓門を撮影。
ここから金沢旅が始まります。
ホテルへ荷物を預ける
金沢に着いたらホテルや駅ロッカーに荷物を預けたり、レンタカーやカーシェアなどで車を借りましょう。
僕は今回、駅から徒歩5分ほどのマイステイズに宿泊しました。
内部は古さを感じますが、立地が良くて安いホテルでした。
11時~12時 車でまいもん寿司へ
金沢は海鮮など、食べ物が美味しい地域。
北陸の美味しいお寿司が食べられる、まいもん寿司へ行きました。
遅い時間に行くと美味しいネタが売り切れていたりするので、お昼のうちに行っておくのがオススメです。
14時頃 石川県立美術館
おなか一杯になった後は、県立美術館へ。
僕は今回月曜と火曜日に訪れたのですが、金沢は月曜日だと主要な施設がお休みの場合が多いです。
こちらの県立美術館はほぼ年中無休とのことなので、曜日を気にせず訪れることができます。
内部もとても涼しく、兼六園も目の前で立地も良い場所です。
ただし県立美術館は坂道の上にあるので、徒歩で移動する場合は注意。
15時頃 県立美術館内カフェ
涼しい館内を堪能したあとは、オシャレなカフェへ。
こちらはル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA
県立美術館内に併設されている、とてもオシャレなカフェ。
今まで訪れた金沢カフェの中でも、一番素敵な空間でした。
ガラス越しの緑と、和の雰囲気がマッチした店内。
緑と日差しのコントラストが美しい。
今回は個室に案内されたのですが、こちらが最強のオシャレ空間。
素敵なひと時を満喫しました。
16時 兼六園
日が傾いてきて温度も下がってきたので、ここからは外を徒歩移動。
まず向かったのは兼六園
食後の運動がてら、園内を散歩。
9月の兼六園は緑が多いのと、少し紅葉も入り混じっていました。
16時半頃 金沢城公園
兼六園を抜けて、そのまま金沢城公園へ。
このあたりは冷房の効いた店内などが無いため、熱中症には十分気を付けてください。
玉泉院
そのまま尾山神社の方へ歩いて玉泉院庭園へ。
冷房の効いた場所があるため、疲れた際はここで休憩するのがオススメ。
16~17時とはいえ外はかなり暑くなっているので、ゆっくり巡りましょう。
17~18時頃 尾山神社~武家屋敷
尾山神社と武家屋敷
兼六園からここまでは結構歩くので、自身の体力も考慮してルートを決めてみてください。
ちなみにこのあとはホテルに戻って、駅まで歩いて夕食。
上でも書きましたが塩分を全く取っていなかったのでヘロヘロになっており、フォーラスのレストラン階にて食事をとりました。(金沢らしくない食べ物で申し訳ありません)
皆さんも水分と塩分だけはしっかりとるようにしてください…
二日目
一夜明けて、2日目。
1日目はタクシーとバスでもOKでしたが、この日はレンタカーorカーシェアが活躍します。
ちなみに帰りの新幹線は17時56分です。
11時半 ピッツェリア クエルチャ
この日の食事は海鮮ではなく、気分を変えてピザの専門店へ。
観光地からは少し外れたところにあるお店ではありますが、美味しいピザを食べることができます。
ランチメニューはサラダ+ピザ+ドリンク+デザートが付いて1500円。
駐車場の数が限られているので、こちらのお店に行かれる際は事前に電話で席数を確認することをおすすめします。
13時頃 新・県立図書館
ピザを食べた後は、7月中旬にオープンしたばかりの新県立図書館へ。
内部構造がとても美しい図書館で、これまで訪れた中で最も美しい図書館でした。
何時間でもいられそうな内装美。
本を読まなくても十分楽しむことができます。
今後の金沢観光の定番候補になりそうな図書館だと思いました。
15時頃 21世紀美術館~鈴木大仙
県立美術館を後にし、続いては鈴木大拙館へ。
21世紀美術館の地下駐車場に車を停め、そこから徒歩で向かいました。
今回は21世紀美術館のプールの展示がメンテナンス中だったため鈴木大拙館の方に行きましたが、メンテナンスなどが無かった場合はそのまま21世紀美術館を観覧するのがおすすめです。(鈴木大拙館まで5~10分ほど歩く必要があるため)
建物が美しい。
展示物など内部はそこまで広くないため10分ほどで見ることができ、展示のある室内はかなり涼しかったです。
17時頃 金沢駅
出発の1時間前に、金沢駅に到着。
車を返却したり、きっぷを発券したり、お土産を見て回ったりするとあっという間に乗車時間。
一泊二日、ゆったり金沢旅行が幕を閉じました。
(夕食は新幹線内で弁当)
夏の金沢は余裕を持って
以上、夏の一泊二日・金沢旅行記でした。
普通の人と比べたら観光にそこまで時間を割いていませんが、30度を超えるような真夏日はこれくらい余裕を持った観光が良いと思いました。
この記事がこれから夏の金沢旅行を検討されている方の、参考になればと思います。
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