UNISONの配信ライブ「音楽と行こう」を見ました。
普段のライブとは違った特別な場所からのライブで、ユニゾンは岐阜県の各務原宇宙博物館の館内展示をバックにパフォーマンスを行うというスペシャルライブ。
特にUNISONは宇宙に関する曲が多いため、メモリアルなライブになること間違いなしです。
配信期間も短かったのであまり話題になることが少なかったのですが、この記念的なライブの内容をまとめておこうと思います。
1曲目はあの曲
今回のライブは生放送ではなく、事前録画での配信ライブ。
映像が始まると特殊なカメラワークと共に流れる怪しげな音楽。
そしてそのBGMはある曲のイントロへと繋がっていき、最初の曲が奏でられます。
一曲目として演奏されたのは、エアリアルエイリアン。
宇宙に関するライブの一発目に相応しい、選曲です。
飛んでいけ時代の彼方
エアリアルエイリアンが終わると、映像が切り替わりお客さんが入場する映像に。
今回のライブは地域の高校生などの募集が行われていたため、ここからは有観客での映像となります。
お客さんが入場するとメンバーも登場。
改めてライブが続けられます。
2曲目(お客さんにとっての1曲目)はマスターボリューム、そしてto the CIDER ROAD、10% roll , 10% romanceと立て続けに疾走感のある曲を続けていきます。
ロケットをバックに歌っているからか、マスターボリュームの「飛んでいけ時代の彼方」という歌詞が妙にマッチしていました。
そしてto the CIDER ROADでは点描の照明が星を表しているように見えるなど、背景と照明、演奏という絶妙なコラボレーション。
ライブを見ている人たちを非日常空間へと誘います。
MC
今回のライブでは珍しくMCらしいMCを行ったユニゾン。
「ロケットと飛行機の間からこんばんは」と挨拶をし、訪れた10代に年齢を尋ねる(挙手で)など普段のライブとは違った雰囲気。
年齢を尋ねたのは次にやる曲が関連しており、これから披露するのは17歳の時に作った曲だというから驚き。
「この場所に合うかなと思って」と言って始まったのは、ライトフライト
この曲はこれまで色々な場所で演奏されてきたと思いますが、今回の演奏はこれまでやったライブの中でも最もマッチしたステージになっていたのではないでしょうか。
宇宙曲縛り?
そして星や宇宙に関連する曲は他にも続きます。
続いて披露されたのは流れ星を撃ち落とせとオリオンをなぞる。
良い曲なのですが滅多に演奏されないこの曲、この場所で演奏するのにピッタリ。
オリオンをなぞるはユニゾンに欠かせない定番曲。
この場所で演奏することに意義がある曲。当ライブには欠かせないピースです。
MC②
3曲続けて演奏したのちに、再びMC
「スモーク焚いてロケットもあるから、いよいよそれっぽい」と再び場内についてコメントする斎藤さん。
相性がいいかは分からないけれど、ユニゾンは星や空に関する曲がとても多いと語り、ほとんどの作詞作曲を手がけている田淵さんに「ロマンチックなやつだったんだな」と改めて再認識。
そんな田淵さんに斉藤さんは今回セットリストの提案をしたようで、「今日やるならこの曲を」とセットリストを提案。
「音源ならロケットの音が入っている」とヒントを出し、つづいての曲につなげていきます。
宇宙に乗っかって
次に演奏されたのは、ライドオンタイム
最近ライブで何度も演奏されたり、先日BaseBallBearにカバーされたりとここ最近演奏の機会に恵まれたこの曲。
歌詞も曲の雰囲気も、全てがこの場所にマッチしています。
ライドオンタイム
今、宇宙に乗っかって
ぐるぐる回るんだ
惑星たちはダンサブル
ちなみに音源に収録されている冒頭のロケットが飛ぶ音楽は、田淵さんが200円で購入したフリー素材らしいです。
クライマックス
ライドンタイムを終えると、ライブは終盤のクライマックスへ。
桜のあとやシュガーソングとビターステップといったライブ定番曲を連発。
桜のあとではピンクの照明がロケットとステージを彩り、桜シーズンにぴったり。
そしてピンクだけだった照明に黄色が加わると、シュガーソングとビターステップへ。
ここ最近では定番になった、鈴木さんによるフード目隠しもアリ。
目隠しはライブ会場だと遠くて分かりづらいのですが、配信ライブでは完全に顔が隠れているのが分かります。
本当にすごいドラマーなんだとあらためて認識させられました。
そして「ラスト!」と言って最後に演奏されたのは、シャンデリアワルツ。
魔法にかかっていたかのようなプレミアムなライブが幕を閉じました。
芦沢ムネト氏との対談
そして今回はユニゾン3人と芦沢ムネト氏がかかみがはら宇宙博物館内を散策する映像もあり。
ユニゾンってこういう時でないとオフショットの配信を行わないミュージシャンなので、とても新鮮でした。
ちゃんと展示を見て歩いていたり、宇宙食を実際に見る3人の姿が面白かったです。
また芦沢氏が司会進行ということもあり、ユニゾンの曲についても触れられていました。
田淵さん曰く、星や空が入った曲が多いは「恋」などと比べると漠然としているからと言っていたのが興味深かったです。
他にもユニゾンの曲は単語を二つくっつけたものが多い(例フルカラープログラムなど)、難しい聞きなれない言葉を使うのが多い(蓋然性合理主義やシュレディンガー)ため、こうした宇宙博物館だと聞きなれない単語が多いと言っていたのも面白かった。
次回のアルバムは宇宙テーマのアルバムになったりして!?
ラスト
芦沢氏との対談が終わると、最後の1曲。
最後は国際宇宙ステーションの日本実験棟きぼうを背景に、斉藤さんの弾き語りによるアンドロメダを演奏。
宇宙の壮大さを感じるこの曲は、まさに今日演奏されるのにピッタリ。
場所と選曲が最高にマッチしたこの曲で、今回のライブは終演となりました。
何かの機会で映像化を
時間は1時間ちょっとと短い映像ではありますが、これほどプレミアムなライブが3日間しか配信されなかったのは本当に勿体無い。
何かの機会に映像化をお願いしたいほど、完成度の高いライブでした。
ぜひ再配信を…
そして宇宙テーマのアルバムや歌詞、期待しています。
【7月追記】kaleidoツアーの宣伝ツイートで、当ライブの映像がちょっとだけ見れます。
TOUR 2022「kaleido proud fiesta」
— USGinfo (@USGinfo) July 6, 2022
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セットリスト
UNISON SQUARE GARDEN
音楽と行こう by au 5G LIVE
セットリスト
エアリアルエイリアン
マスターボリューム
to the CIDER ROAD
10% roll, 10% romance
(MC)
ライトフライト
流れ星を撃ち落せ
オリオンをなぞる
(MC)
ライドオンタイム
桜のあと(all quartets lead to the?)
シュガーソングとビターステップ
シャンデリア・ワルツ
アンドロメダ(弾き語り)
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