夏のワイドパンツ、買いました。
夏はTシャツはパンツをオーバーサイズでゆったり着るのが好きなのですが、ついにこれだというワイドパンツに出会えた気がします。
それが、ヨウジヤマモトの低価格帯ブランドGroundYから出た新型のバルーンパンツ。
素材・シルエット共に秀逸ですので、良い点と悪い点も含めてご紹介します。
GroundYとヨウジヤマモトの違い
まず、GroundYはヨウジヤマモトの低価格ラインでありますが、素材やシルエットは本家と比べて遜色ないブランドです。
ジップやボタン、ドローコードなど細かい部分を低コストで生産し、サイズもワンサイズのみにするなど工夫することで価格を抑えています。
そのため基本的にどちらを選んでも着心地はほぼ変わりがないことから、今回はGroundYのパンツを選んでみました。
GroundY Slit Balloon Pants
裾を絞って風船のように膨らんだ形にしたり、絞らずワイドパンツで履いたりと二通りの使い方をすることができるこちらのパンツ。
今回購入したバルーンパンツは、昨年まで無かった新しい形。
通常のものより1〜2サイズ大きめの作りになっていて、かなりダボっとした作りです。
着てみると本当に大きい。ウエスト107cm
もちろん腰のドローコードで調節可能です。
空気で膨らむ
サイドにはスリットが入っており、より空気を取り込んで膨らみやすい作りに。
これは最近のヨウジヤマモトには無い形(だったはず)で、差別化されています。
膨らんで大きく見えるその様子はまさにバルーンパンツ。
春夏おすすめのトリアセテート素材
使われている素材はトリアセテート57%ポリエステル43%
これは2020年春夏のヨウジヤマモトでも多く用いられた素材で、シルクのような光沢感がありとてもサラサラしています。
本ラインで使われた素材を早速GroundYでも取り入れ、形も新型バルーンなので唯一無二のパンツです。
ちなみにこの素材、実は家庭用洗剤で洗濯ができるということで話題を集めています。
行きつけのお店の店員さんの話によると「洗濯表記は×だけれど、洗濯機で洗える」ということを教えてくれました。
ということで洗濯してみた様子はまた後ほどご紹介します。
ここに注意
裾を擦る
結構丈が長いので、人によっては地面に擦るかもしれません。
参考までに、170cm腰履きで擦るか擦らないかギリギリな感じです。
階段を登る時などは特に注意で、気をつけないと裾を踏んでしまいます。
ちなみに初外出時には何回踏んだか分かりません。慣れないと。
後ろポケットが無い
ヨウジのバルーンパンツには後ろポケットがあるのですが、GroundYの方には付いていません。
後ろにポケットなんて必要無い!という方には良いかもしれませんが、人によっては譲れないという方もいるかと思いますので、ご注意ください。
アンダーウェアに注意
サイドにスリットが入ってる作りになっていると紹介しましたが、実はこれ貫通しているため手でめくっていくと下着が見えてしまいます。(普通に着ていたら絶対に見えない作りになっています)
気になるという方はユニクロのエアリズムステテコ(税込990円)を着るのがオススメ。
下着だとわからなくなるうえに、汗を吸ってくれて快適に過ごすことができます。
トリアセテートは洗濯できる?
表記は×だけど洗濯できる、ということで実際にやってみました。
使う洗剤はナノックスで、柔軟剤はナシ。
裏返して洗濯ネットに入れ、弱洗いモードで他のものと一緒に洗ってみました。
洗濯が終わって取り出してみた状態。
ウチは全て室内干しなので、このまま他の衣服と一緒に干してみます。
翌日の乾いた状態。
特に色落ちや素材の痛み、シワなどもありません。
というわけでトリアセテート、家で洗濯可能でした!
(これを読んでから実際に試そうとする皆様、自己責任でお願いします)
コーディネート
T-shirt : UNIQLO(XL)
Pants : GroundY (F)
Shoes : foot the coacher × edition(25.5)
全体的にオーバーサイズで合わせてみました。
UNIQLOの白いスーピマコットンTシャツはXLサイズ。とても大きいのでヨウジ系統にも合う気がします。
裾のコードは少し余裕を残して結び、小バルーンのような形にしてみました。
風がなびくたびに膨らむのでとても着心地がいいです。
GroundYのパンツが主役なので、やはりモノトーンが似合いますね。
夏のモードコーデはこれで決まり
モード系ファッションの天敵といえば真夏。
このトリアセテートは涼しい上に水洗いできるため、真夏のモードコーデに最適なアイテムです。
気になる方は是非試してみてください。
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